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「「シャッターを押しているだけ」は嘘」
2017年11月11日
 

 

写真を賞賛したときに、時々こんな言葉を耳にする。
 「シャッターを押しただけですよ。」
謙遜しての一言なんだろけれど、ボクはあまり好きになれない。
それよりも「でしょ?でしょ?これはね・・・」と、撮影時のエピソードや努力したことを語りだす人の方が好きだ。
 中には本当に奇跡の一枚もあるのかもしれないけれど、少なくとも四角い枠の中に、被写体をどのように配置したら良く見えるのだろうかと、構図をあれこれと考えてからシャッターを押すはずだ。
 ボクの知人に多いのですが、シャッターを押す時に息を止める人がいる。息をしている時の微妙な体の揺れを抑えるためだったり、たった1回のシャッターに全意識を集中するためだったりする。ワンショット、ワンショットを大事にしているのだ。多分、フィルムカメラを経験したことのある人に多い癖なんだと思う。だから、撮影後はかなり体力を消耗するものだ。