TOP | archive of NOTE | 撮ることのできない被写体
「撮ることのできない被写体」
2018年09月01日
 

 
「写真じゃ人物の魅力を抑えきれないから、好きな人の姿は自分の頭の中にしまっておいた方がいいの」

映画「ナチュラル・ウーマン」で主人公の女性フォトグラファが言うセリフ。

ボクも、唯一、撮ることができない被写体は、本当に愛しい人だ。何故なら、幾万枚もを撮ったとしても納得のいくものができない。と、いう結果が目に見えているから。もちろん、コンデジやスマフォで撮影するスナップは度外視する。撮ることはできる。でも、リリースすることのできない写真がストレージに溜まっていくだけになるだろう。技術的な問題ではなく精神的なもので、ボクの脳内に映る彼女とのギャップが大きすぎて、いつまで経ってもそれをイーブン以上の状態にすることができないからだ。

以前、こんな質問をされたことがある。
「モデルと恋愛関係になったことはありますか?」
あるテレビ番組でそういった検証をしていて、最終的には恋愛関係に発展した。なんてのがあった。ボクはそういった経験は一度も無い。でも、もしもそういったことがあった場合には、その女性を撮ることを諦めるということになる。それらを天秤にかけたのならば、ボクは迷わず「撮る」ことを選ぶのではなだろうか。
まあ、それよりもボクを好いてくれる人がいるとは思えないのだけれど(笑)。