「仕上がりが見える」
2018年09月25日
 

 

「写真を撮影した瞬間に写真の良し悪しが決まる。」
 
アンリ・カルティエ=ブレッソンの言葉。
 
当たり前と言えば、当たり前のこと。しかし、デジタルの現在はPCソフトを使って補正や修正、加工をすることができるので、「撮影した後でどうにでもなる」と、思っている人は少なくない。勘違いしてほしくないのは、ある程度の補正・修正をすることができるのは事実だが、悪いものを良いものに変化させるのことはできない。つまりは、シャッターを押したその直後には作品の良し悪しが決まってしまうということ。

スタジオなどの固定された照明下での撮影は別として、自然光をメーンとした撮影となるとその光の状況はすぐに変化するので、ベストな時を逃さないように神経を尖らせなければならない。勿論、ポートレートの場合には、モデルの表情や仕草も光と同様に逃さないように気をつけなければいけない。

これを意識して撮影数を重ねていくと、シャッターを押した瞬間に「仕上がりが見える」ようになってくるのだと、ボクは思う。